2022/01/09 08:45

屏風は7世紀後半の天武天皇の頃に、朝鮮半島の新羅からの贈り物として届けられたことが始まりとされているらしいですね。由来は風よけになったことで「風を屏(ふせ)ぐ」屏風となりました。空間を仕切るすばらしいもので、装飾品としても使え、なによりも畳めるという魅力がありますね。屏風の形式は、一般的には六枚の画面(「扇(せん)」と呼ぶ)をつなぎ合わせた「六曲屏風」が基本形で、二枚のものを「二曲屏風」、四枚のものを「四曲屏風」、八枚のものを「八曲屏風」と呼びます。屏風一点を「一隻(いっせき)」(半双(はんそう)とも)といい、二隻で一組のときは「一双(いっそう)」というらしく、普段使わない言葉ですが美術館などで鑑賞する際に、使うと優越感にひたれるかも・・❓ です。